「変な緊張」が体をまとっている?

当院に来られる方々によくお伝えしているのが、「変な緊張」についてです。

これは、カラダに潜む見えない緊張であり、多くの人が自覚していないものです。

変な緊張とは

例えば、ふくらはぎや太ももの裏をギュッと押してみて痛みがある場合、それを「変な緊張」と呼んでいます。

ほとんどの方に何らかの痛みが見られます。

また、仰向けやうつ伏せに寝た状態で股関節を回した際、鼠径部周辺に引っかかるような違和感がある場合も、

この緊張の一つの現れと考えています。

緊張の確認と軽減の方法

この「変な緊張」の確認方法としては、施術前後で感覚や可動域の変化を見ることが一つの指標です。

施術によって痛みや引っかかりが軽減されることで、緊張が緩んだことを確認できます。

ただし、この緊張を自分一人で取り除くのはなかなか難しいのが現実です。

私も試行錯誤してきましたが、明確なセルフアプローチはまだ見つかっていません。

施術によるアプローチと柔軟性の向上

やはり、施術者の手を借りることで緊張を効率的にほぐすことが可能です。

さらに、体の柔軟性を高めることで、痛みの軽減や回復力の向上につながります。

膝痛との関連性

この「変な緊張」が、膝痛の最初の引き金になっていると私は考えています。もちろん、膝には他にも原因があります:

  • 膝蓋下脂肪体の炎症
  • 伏在神経の刺激
  • 滑膜の炎症
  • 半月板の挟み込み

…など多岐にわたりますが、それらを招く前段階として、まず「変な緊張」があると見ています。

治療の第一歩は緊張の除去から

よって、膝痛を改善するにはまずこの「変な緊張」を取り除くことから始めるべきだと私は考えています。

痛みや不調の根本にあるこの緊張をどう緩めていくかを探ることが、非常に重要だということをご理解いただければと思います。


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