最近、当院に来られる方の中で「膝が痛い」と訴えているのに、実際の原因が膝ではないケース
が非常に増えています。
目次
一見“膝の痛み”に見えても、実は違う場所が原因のことが多い
例えば、
- 膝に激痛があると言うが、実際は 太ももの前が痛い
- 膝の痛みと思っていたら、膝のお皿の上側が痛い
- 膝の外側が痛いと言うが、触ると 股関節の影響が強い
このようなケースは珍しくありません。
こうした症状がある場合、私は 「股関節」や「腰椎(腰)」の問題 を疑います。
“膝が原因の痛み”には特徴があります
膝そのものが原因の場合、次のような症状が典型的です。
- 膝のお皿の下〜内側が痛い
- 階段の「降りる」動作で痛む
- 歩き始めや歩行中に痛む
これは膝特有の痛み方です。
一方で、股関節・腰が原因の痛みには別の特徴があります
膝ではなく 股関節や腰椎が原因 の場合は、次のような傾向があります。
- 階段の「上り」が痛い(降りは痛くない)
- 足が振り出しにくい
- 膝の前面が痛いが、膝の検査では異常が出ない
- 立ち上がりや歩き始めで股関節が固まる感じがある
このような場合、膝に痛みが出ていても“本当の原因は膝ではない” ことが多いのです。
整形外科では見落とされやすい理由
整形外科では、膝が痛いと言えばまず 膝のレントゲン を撮ります。
60〜70代になると、多くの方に多少の変形が見られるため、「変形が原因ですね」と言われがちです。
しかし、痛みの訴え方・出方・動作の特徴 を丁寧に見ていくと、実は 腰や股関節の影響が強いケース が非常に多いのです。
膝が痛い=膝が悪い、とは限りません
膝の痛みは、
- 股関節
- 腰椎
- 足首
- 体の使い方の癖
など、さまざまな場所の影響を受けます。
だからこそ、膝だけを見ても改善しないケースが多い のです。
🟦 最後に
もしあなたが、
- 膝の治療をしても良くならない
- 階段の上りだけ痛い
- 膝の前側・外側が痛い
- レントゲンでは異常なしと言われた
- 変形と言われたが納得できない
このような状態であれば、膝以外の原因を疑うべきタイミング かもしれません。
当院では、膝だけでなく股関節・腰・歩き方まで総合的に評価 し、本当の原因を見極めて改善へ導きます。

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