先日、日野市からお越しの方より、「膝の水を抜いて楽になった」とのご連絡をいただきました。
しかし、2日後に再び膝に水が溜まったとのことです。どう対処すべきか悩んでいらっしゃいました。
この方は主婦であり、旦那様が単身赴任でお子さん3人を一人で育てている状況です。
そのため、日常生活をこなすためにどうしても活動を続けなければなりません。
膝に水が溜まるということは、炎症が起こっている可能性があります。
炎症がある状態では関節の破壊が進みやすくなります。
そのため、単に膝の水を抜くだけでなく、全体的な対策を考えることが重要です。
対処法
- 膝の安静
無理に動かさず、炎症が悪化しないよう休息をとることが大切です。 - 柔軟体操
膝への負担を減らすために、膝以外の部位のストレッチを行い、血流を促進しましょう。 - 足を心臓より高くする
横になった状態で足を心臓より高くし、足首を動かすことで血液循環を良くし、膝の腫れを軽減できます。 - 冷却と湿布
炎症が強い場合は患部を冷やしたり、湿布を貼ることで痛みの軽減が期待できます。
しかし確かに整形外科では水を抜く処置をしてもらえますが、それは対処療法にすぎません。
膝の柔軟性を維持しながら、経過を観察しつつ適切な運動を取り入れることが大事です。
焦るのではなく、まずは自分の体を理解し、適切な対応をすることが重要だと考えています。

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