ヒアルロン酸注射の落とし穴とは?

膝の痛みがある際に、整形外科でヒアルロン酸注射を受けることがあります。

この治療法は非常に有効な手段だと思いますし、

サプリメントを摂取するよりもヒアルロン酸注射の方が効果的であると私は考えています。

しかし、何度注射をしても効果が現れない場合、問題点が違うと思っています。

その理由は、何回打っても改善されない場合、根本的な問題が膝そのものではない可能性があるということです。

例えば、変形性股関節症があり股関節の動きが悪い場合、それが膝に影響を与えることがあります。

また、外反母趾や腰痛が存在し、それらが身体全体のバランスを崩して膝に負担をかけていることも考えられます。

これらの根本的な問題を見ずに膝だけに着目していると、結局膝の状態が悪化する結果となることがあります。

したがって、ヒアルロン酸注射を数回試しても効果がない場合、治療方針を変更する必要があります。

この際、整形外科でリハビリを受けるという方法が有効です。

リハビリは単に電気治療や温熱療法に頼るのではなく、

理学療法士、作業療法士がいる施設で行うべきです。

どのようなリハビリが適しているかは実際に試してみなければ分かりませんが、

適切な介入が痛みのコントロールに重要です。

現状ではリハビリ業界では20分程度の介入が限界とされています。

その後の時間をどう活用するかが、痛みのコントロールにおいて非常に重要なポイントとなります。

この点を踏まえて、膝の痛みに対する治療を見直してみてください。

もし何か気になる点があれば、遠慮なくご相談ください。


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