10歳から16歳ぐらいでひざの痛みを起こす成長痛はオスグッドシュラッター病です。
ひざのお皿の下にある突起部分に、張力がかかり痛みを引き起こします。
これは成長に伴い大腿四頭筋の停止部に負担をかけて痛みを起こすと言われています。
しかし人によって差はあるかもしれまんせんが
このような子たちの身体を触ると大半の子が柔軟性の低下を感じます。
またセイバー病(成長痛の一種で踵の痛み)も引き起こしている子もいます。
大抵、このような子たちは整形外科より整骨院に通院しているケースがあります。
私も学生時代に整骨院に行くことが多かったです。
整骨院は整形外科と違い、早く診てくれて少しマッサージもしてくれるから
整形外科のように薬と湿布だけの対応ではないので行きたい気持ちはよくわかります。
また特殊な湿布を使って独特のにおいも好きだったのを思い出します。
(すいません、また脱線しました。)
しかしいまセラピストになって感じるのは
患部のマッサージが中心で根治になるのか不思議に感じることがあります。
確かに患部には筋肉同士の滑りが減って起こす滑走障害も起きているかもしれません。
しかしこれも結果に過ぎず、もっと他に影響を与えている問題があるように思えます。
全身治療を行う整骨院の先生もいるので、
そのような方がみたら不快に思ったら申し訳ないです。
しかしこのような子たちにはどのような治療をしているか聞くと、
大腿四頭筋のストレッチ指導がメインで、
体幹を使った診療が少ないように思えます。
オスグッドシュラッター病では体幹や股関節、足の治療が大事になると思われます。
みなさん、もしお子様が成長痛でお悩みになっていたら、
体幹や股関節、足首をもう一度みて
ストレッチの重要性を見直すことが
痛みを減らし、通院回数を減らすことになると思います。
もしこのようなことでご不明な点があればご連絡ください。
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