膝に痛みがあり整形外科を受診してレントゲンを撮ったものの、
「異常はありません」「様子を見ましょう」 と言われたあとも、
2〜3週間痛みが続いてしまう方が多く当院にご相談されます。
実際、当院には変形性膝関節症や慢性的な膝痛でお悩みの方が多く来院されますが、
その中には 「整形外科で異常なしと言われたのに痛みが続く」 というケースが非常に多いのです。
■ レントゲンで異常がなくても痛みは出る
まず知っておいてほしいのは、 レントゲンで異常がない=痛みがない ではないということです。
膝の痛みを出す組織はある程度決まっており、 その多くは レントゲンでは映らない軟部組織 です。
例えば、
- 膝蓋下脂肪体(室外側脂肪体)
- 滑膜
- 筋膜
- 神経(伏在神経など)
- 半月板の動きの悪さ
- 関節周囲の腫れによる硬さ
これらはレントゲンでは確認できません。
そのため、整形外科で「異常なし」と言われても、 実際にはこれらの組織が痛みを出しているケースが非常に多いのです。
■ 変形性膝関節症=痛みの原因とは限らない
変形性膝関節症は膝痛の原因になることがあります。 しかし、変形がある人全員が痛むわけではありません。
東大の研究でも、 レントゲンで初期変形性膝関節症の方が「変形があっても痛みがない人が一定数いる」
ということが示されています。
つまり、
- 変形があっても痛くない人がいる
- 変形がなくても痛い人がいる
ということです。
痛みの有無は “変形の有無” ではなく “どの組織が負担を受けているか” によって決まります。
■ 特に多いのが「膝蓋下脂肪体の痛み」
当院で最も多い原因のひとつが 膝蓋下脂肪体の炎症や硬さ です。
この脂肪体は膝のクッションの役割をしている組織ですが、 歩行の癖や膝の使い方が悪いと簡単に負担がかかり、
違和感やズキッとした痛みを出します。
しかし、脂肪体の炎症はレントゲンでは映らないため、 整形外科では診断されにくいのが現状です。
■ 痛みを改善するには「原因組織の理解」が不可欠
膝の痛みを改善するためには、 どの組織が痛みを出しているのか を正しく理解することが欠かせません。
痛みの原因が分かれば、 適切な施術・セルフケア・歩行改善ができ、 改善の道筋がはっきりします。
■ 整形外科で異常なしと言われた方へ
もしあなたが、
- レントゲンで異常なしと言われた
- でも痛みが続いている
- 原因が分からず不安
- どこに相談すればいいか分からない
という状況であれば、一度ご相談ください。
膝の痛みは「原因組織」を理解することで改善できます。 同じような悩みを持つ方は非常に多いので、
ひとりで抱え込まないでください。

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