活動量が低いと膝関節症は改善しません!

私はこれまで、病院、回復期病院、地域のスポーツ現場、在宅など、さまざまな現場で多くの患者さんを見てきました。

その中で特に苦戦する方がいます。

それは 活動量が極端に低くなってしまっている方 です。

「活動量」と言うと曖昧に聞こえるかもしれませんが、特に 1日2,000歩未満 の方は注意が必要だと考えています。

整形外科領域ではそこまで多くはありませんが、

2,000歩未満の方は 運動負荷の調整が非常に難しく、関節痛が改善しづらい という印象があります。

良くなったり悪くなったりを繰り返しやすいのも特徴です。

一般的に、整形外科領域では膝の痛みは改善しやすいものだと私は感じています。

しかし、その中でも痛みが抜けにくい方の共通点は、やはり 活動量の低下 です。

特に2,000歩未満の方は、活動量が足りず、筋力を維持することが難しい状態になっています。

その結果、運動負荷をかけたくても、そもそも負荷に耐える体力が不足しているという問題が生じます。

こうした状態が続くと、他の合併症を引き起こしやすくなることも懸念されます。

もしこの文章を読んで「自分は活動量が低いかもしれない」と感じた方は、本当に注意してください。

外に出ると転倒が心配で歩けないという方は、

まず 家の中でテーブルに座って立ち上がる練習 を行うことをおすすめします。

立ち上がり練習は歩数の代わりになり、非常に効果的です。

特に立ち上がり練習は、1日最低100回 を目安にしてほしいと思います。

100回と聞くと大変に感じるかもしれませんが、実際にやってみると 10分もかからず終わる のが特徴です。

歩くと転倒リスクがある方は、まずはこの立ち上がり練習など、家の中でできる運動から始めてみてください。

活動量の底上げにつながり、関節症の改善にも大きく役立ちます。

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