本日、府中市から60代の女性が来院されました。 この方は、痛みの改善がなかなか進まず驚いたケース でした。
確かに変形による膝の不安定さはあります。 しかし、それ以上に大きかったのは 痛みに対する恐怖心から活動量が極端に低下していたこと です。
目次
■ 活動量の低下が痛みを悪化させる
痛みがある → 動かない → 筋力低下 → さらに不安定 → もっと痛い という悪循環は、
膝痛の患者さんに非常によく見られます。
この方もまさにその状態でした。
■ 徐々に変化が現れた理由
前々回の施術あたりから、少しずつ痛みの回復が見られ始めました。
来院のたびに強かった「痛みへの不安感」が、 最近では 自信へと変わってきている のを感じます。
この方には、特別に 1日起立運動 を行うようお伝えしています。
当院では、起立運動をすべての方に勧めているわけではありません。 むしろ、必要な方にだけ限定して伝える運動です。
しかし今回は、
- 活動量が極端に低い
- 歩行が不安定 という状況があったため、あえて規律運動を提案しました。
■ 運動量は少なくても効果が出る
当初は痛みの訴えもありましたが、徐々に減少。 現在ではほとんど痛みの訴えはありません。
1ヶ月ほど間が空いても、 以前のような不安はほとんど消えています。
以前勤めていた病院では「1日300回」というノルマがあり、 確かに6割ほどの方は改善していました。
しかし今回のケースでは、 1日100回ほどしかできていないにもかかわらず改善が進んでいる のが特徴です。
これは、 「筋力強化」よりも 活動量の底上げ が必要だったケースだと言えます。
■ 活動量の低下は膝痛の原因になる
普段から活動量が低下している方は、 筋力が落ちるだけでなく、 関節の安定性も失われ、痛みが出やすくなります。
今回のケースはまさにその典型で、 活動量を少しずつ増やすことで痛みが改善しました。
まとめ
- 活動量の低下は膝痛の大きな原因になる
- 痛みの恐怖心が活動量をさらに下げる
- 少量の運動でも継続すれば改善が見込める
- 規律運動は必要な方にだけ行うべきだが、効果は大きい
- 「動けていない」ことが痛みを作っているケースは多い
もし同じように活動量が落ちている方がいれば、 まずは できる範囲の運動から少しずつ始めること をおすすめします。

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