本日、府中市から変形性股関節症に伴う膝痛を訴える方が来院されました。
1ヶ月ぶりの来院でしたが、前回よりも痛みが抜けにくい状態になっていました。
この方は、股関節の前面外側とお尻に痛みがあり、ご本人は「痛いところを指圧すれば良くなるのでは」
と考えていたようです。しかし、実際には指圧をしても大きな改善は見られなかったとのことでした。
目次
なぜ指圧では良くならなかったのか
この方の体を評価すると、変形性股関節症による膝痛をかばうための“防御動作”が強く出ていました。
● 特徴的な動作
- 股関節を曲げたまま歩く癖がついている
- その結果、股関節前面の筋肉が常に緊張
- 過剰収縮が続き、痛みが発生している状態
実際に施術で介入すると痛みは軽減しましたが、根本原因は「歩き方のパターン」にあるため、
股関節前面をしっかり伸ばすストレッチをお伝えしました。
指圧だけでは根本改善にならない理由
痛みのある場所を押すと、一時的に緩和することはあります。 しかし、
- 痛みの原因がそこにない
- 動作パターンや可動域の問題が残っている
このような場合、指圧だけではすぐに痛みが戻ることがほとんどです。
特に股関節・膝・足首・上半身の連動が崩れているケースでは、
痛みの出ている部位だけを触っても根本改善にはつながりません。
本当に必要なのは「全身の動きの改善」
痛みを取るためには、以下のような全体的なアプローチが必要です。
- 股関節・膝・足首の可動域改善
- 上半身の柔軟性向上
- 歩行パターンの修正
- 痛みをかばう癖の解消
これらが整って初めて、股関節や膝の痛みが安定して改善していきます。
まとめ
指圧が「全く意味がない」というわけではありません。
しかし、痛みの原因が別の場所にある場合、指圧だけでは改善しないことが多いのが現実です。
痛みのある場所だけにとらわれず、 「なぜそこに負担がかかっているのか」
「どの動作が痛みを作っているのか」 を見極めることが、根本改善への近道です。

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