昨日、府中市から70代の女性が来院されました。
2年前の旅行で歩きすぎて膝を痛めたことがきっかけで、長年膝の不調を抱えている方です。
詳しくお話を伺うと、
- 小学生の頃から膝に水が溜まる
- 両側の膝蓋骨脱臼の既往で手術歴あり
- 数年前には左膝を悪化
- その後、右肩 → 左肩と痛みが連鎖
- 最近は首の違和感も出てきた
という、長い経過がありました。
これまで多くの治療院を回られたそうですが、「不定愁訴」「原因がはっきりしない」と言われることも多かったとのこと。
しかし、実際に身体を評価すると、体全体の硬さが非常に強く、これでは痛みが出て当然だと感じました。
膝だけでなく、
- 背骨の動きの悪さ
- それをかばう腰
- さらに肩や首への負担
と、全身の連鎖が明確に見られました。
特に、膝を立てて左右に腰を倒す動作で、最初に出た訴えが「首の突っ張り感」だったことは象徴的です。
つまり、痛みが出ている場所=原因ではないという典型的なケースです。
当院に来られる方の約9割は、膝に痛みを抱えていても、実際には膝以外に大きな問題を持っています。
最近、立川から来られている40代男性も、初回は膝痛の訴えでしたが、現在は腰の問題が主訴になっています。
このような問題を見ずに膝だけ診ては良くなりません。0
✨ まとめ
痛みは「その場所だけの問題」ではありません。
体全体のバランス、動きの癖、過去のケガ、生活習慣などが複雑に絡み合っています。
膝が痛いからといって膝だけを見るのではなく、
体全体を評価し、原因を見極めることが改善への最短ルートです。

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