膝が痛くなると、「運動しないといけない」「動かさないと悪化する」と考える方が多くいます。
これは変形性膝関節症の方でも同じです。
しかし、少し立ち止まって考えてみてください。 “運動”とは何を指しているのでしょうか。
目次
■ 多くの人が勘違いしている「運動」のイメージ
運動と聞くと、
- サッカー
- 野球
- マラソン
- ジョギング
- 登山
こうした“スポーツ”を思い浮かべる方が少なくありません。
しかし、これは大きな誤解です。
むしろ、本気でスポーツをすればするほど、膝の痛みやケガを引き起こすリスクは高まります。
膝が痛い状態でこうした運動を行うと、ほぼ確実に悪化します。
■ 「運動しないとね」と言われて誤解する人が多い
周囲から「運動したほうがいいよ」と言われると、 どうしても“スポーツのような運動”をイメージしてしまいます。
その結果、
- 少し動いただけで膝を痛める
- 逆に症状が悪化する というケースが非常に多く見られます。
■ 私が考える正しい「運動」とはストレッチ中心
私が病院勤務時代、新人の頃から変形性膝関節症の方を多く担当してきました。
当時はマニュアル通りに運動指導をしていましたが、 それで良くなる方は多くありませんでした。
むしろ、
- 運動の強度が合わない
- やり方が間違っている
- 加減ができていない
こうした理由で悪化する方もいました。
● 正しい運動は「ストレッチ」から始めるべき
いきなり筋トレをしてもうまくいきません。 まずは、
- 関節をゆっくり動かす
- 筋肉を軽く伸ばす
- 痛みのない範囲で体を整える
こうしたストレッチ中心の運動が必要です。
■ 運動は“必ずしも良い”わけではない
運動は必要ですが、 やり方を間違えると悪化します。
特に膝痛の方は、
- 強すぎる運動
- 痛みを我慢する運動
- スポーツのような負荷の高い運動
これらはすべて落とし穴です。
だからこそ、 専門家の指導のもとで、適切な強度・方法で行うことが重要になります。
■ まとめ:膝痛の運動は「種類」と「加減」がすべて
膝が痛い時の運動で大切なのは、
- スポーツのような運動は逆効果
- まずはストレッチから始める
- 加減を誤ると悪化する
- 専門家の指導のもとで行うと安全
ということです。
膝痛の改善には運動が必要ですが、 正しい運動を選び、正しい方法で行うことが何より重要です。

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