膝が痛い時の歩き方で注意すること
膝が痛い時、「どう歩けば痛みが出ないのか?」
「足の着き方はどうしたらいいのか?」と悩む方はとても多いです。
昨日も国立市から来られた方に、“膝が痛い時の歩き方” について質問をいただきました。
目次
■ よくある質問
「足の位置や着き方に正解はありますか?」
これは本当によく聞かれる質問です。
しかし私は、膝が痛い時ほど“歩き方を細かく意識しすぎないこと”が大事だと考えています。
🦵 膝が痛い時に“やりがちなNG行動”
❌ 足の向き・着き方を意識しすぎる
足の角度や着地を気にしすぎると、
- 逆に他の場所に負担がかかる
- 腰や股関節に痛みが出る
- 歩き方がぎこちなくなる
こうした悪循環が起きやすくなります。
❌ 膝を曲げたまま歩く
膝痛の方に最も多いクセです。
膝を曲げたまま歩くと
- 脂肪体が圧迫される
- 膝前面の痛みが悪化
- 変形性膝関節症の進行リスク
につながるため注意が必要です。
⭐ 膝が痛い時に大事なのは“歩き方を意識すること”ではなく、まず痛みを減らすこと
痛みが強い状態で歩き方を直そうとしても、体は必ず“かばう動き”をしてしまいます。
そのため、まずは痛みを軽くすることが最優先 です。
🦯 痛みを減らすためにできること
✔ 一時的に杖を使う
杖は「弱い人が使うもの」ではありません。
膝の負担を減らすための道具 です。
✔ 階段の昇り降りは“順番”が大事
膝痛の方は以下のルールが安全です。
🔼 昇り
痛くない方 → 痛い方
(痛くない足から上がる)
🔽 降り
痛い方 → 痛くない方
(痛い足から下ろす)
この順番は医学的にも理にかなっています。
✔ 手すりは積極的に使う
手すりを使うことで膝の負担が大きく減ります。
無理に使わない方が危険です。
では、歩く時に最低限意識すべきことは?
歩き方を細かく意識しすぎる必要はありませんが、3つだけ意識すると膝の負担が大きく減ります。
✔ ① 顎を軽く引く
頭が前に出ると膝に体重が乗りすぎます。
✔ ② 胸を軽く張る
体幹が安定し、膝への負担が減ります。
✔ ③ 膝を伸ばして歩き始める
歩き出しの1歩目が曲がっていると、
その後ずっと膝に負担がかかります。
まとめ
- 膝が痛い時は“歩き方を意識しすぎない”ことが大事
- 足の向きや着き方を気にしすぎると逆効果
- まずは痛みを減らすことが最優先
- 杖・手すり・階段の順番を正しく使う
- 歩く時は「顎を引く・胸を張る・膝を伸ばす」の3つだけ意識
膝痛は“歩き方のクセ”が原因で悪化することが多いですが、痛みが強い時に無理に歩き方を直そうとすると逆効果です。
まずは痛みを軽くし、その後に歩行改善を行うことで、膝の負担は大きく減り、再発も防げます

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