本日、小平市より2年ぶりに来られた方がいらっしゃいました。
膝の痛みが再発したとのことで、ある質問を受けました。
「膝が痛いときは何もしないほうがいいのですか?」
この問いに対して、私の考えをお伝えします。
確かに、膝が痛いときに無理に膝を動かすことには反対です。
しかし、“まったく動かさない”というのは逆効果だと考えています。
膝に限らず、腰やその他の関節についても、過度な安静は現在の医療の現場でも否定的に見られています。
では、膝が痛いときに何をすればいいのでしょうか。
ポイントは、「痛くない動作を選んで動かす」ことです。
痛みのある部位を無理に動かすことで、かえって悪化するリスクがあります。
しかし、膝に痛みが出ていない状態での運動には大きな意味があります。
これは私なりの理論ですが、膝が痛むときこそ、痛くない部位を整えることに集中すべきだと考えています。
まずはただ安静にするのではなく、「膝が痛くない状態」を徐々に増やし、
その状態で体を少しずつ動かすことが、結果として膝の痛みを和らげる最善策になると思っています。
ですので、皆さんも「安静=完全に動かない」という発想ではなく、
痛みの出ない範囲で適度に動かすという方法を、ぜひ取り入れてみてください。
また週5でインスタグラムで膝痛体操を実施してみていますので参加してみてください。

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