膝に水が溜まる症状で来院される方がいます。
しかし、膝に水が溜まるといっても、私は大きく 3つのパターン があると考えています。
目次
■ ① 炎症による関節水腫(もっとも一般的)
これは、膝関節内で炎症反応が起こり、その結果として水が溜まる状態です。
明らかに炎症が強い場合は、整形外科で水を抜いてもらい、炎症を抑える薬を処方してもらうことで痛みが改善します。
ただし、水が溜まった原因そのものを改善しない限り、再び溜まる のが特徴です。
■ ② 膝を動かさない習慣による「むくみ型」
膝をかばって動かさない期間が長くなると、
血流やリンパの流れが悪くなり、むくみによって膝が腫れて見える ことがあります。
これは炎症ではなく、運動不足による循環不良が原因 のため、安静にしても改善しません。
■ ③ 炎症+むくみの混合タイプ(最も多い)
実際には、炎症とむくみが同時に起きている混合タイプ の方が非常に多い印象です。
炎症がある → 痛いから動かさない → むくむ → さらに膝が重くなる
という悪循環に入りやすいのが特徴です。
■ 安静にすべきか?運動すべきか?
これは 原因によって真逆 になります。
- 炎症が強い場合 → 安静が必要
- むくみが原因の場合 → 運動しないと改善しない
この判断が難しいため、自己判断で逆のことをすると悪化することがあります。
■ 自分で判断するための1つの目安:熱感
膝が腫れているとき、まず 熱感 を確認します。
- 強い炎症がある場合
→ 触ると明らかに熱い
→ 体温計を当てると測定できるほど温度が高いこともある。 - 体温計で測れない程度の熱感の場合
→ むくみが主体の可能性もある
ただし、膝痛の方は軽い熱感を感じることが多く、素人判断は非常に難しい のが現実です。
■ 結論
膝が腫れていると感じたら、まずは 整形外科で状態を確認する のが安全です。
炎症なのか、むくみなのか、混合なのかで対処法が大きく変わるためです。
もし判断に迷う場合は、当院にお問い合わせいただければと思います。

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