以前から来院されている方が、本日来られました。
草むしりをして膝を痛めたとのことでした。
3週間ぶりの来院でしたが、痛みが悪化していて驚きました。
膝の痛みの影響で、膝を曲げた状態で歩く癖がついてしまい、膝を伸ばすことができなくなっていました。
この方は、YouTubeなどでテニスボールを使ったセルフケア(ボール潰し)を試したそうですが、
3週間経っても効果が感じられず、痛みが緩和しない状態でした。
さらに、膝を伸ばすことができず、荷重をかける動作が困難になっていました。
こんなときはどうすればいいか?
私見ですが、ストレッチが安全にできる方法と考えています。
1. 痛みを悪化させない動作を心がける
- 膝に負荷をかけないストレッチ
無理に膝を動かすのではなく、間接的な運動を取り入れます。 - 上半身の運動
寝た状態で両手を組み、左右へねじることで全身の緊張をほぐします。 - 足を上げて反対側に倒す
下半身の柔軟性を高め、膝への負担を軽減します。
2. 遠い部位からアプローチ
- アキレス腱のストレッチ
ただし、膝の痛みが強い場合は慎重に行うこと。痛みが伴う場合は無理をせず、まずは上半身の運動から始めるのがおすすめです。
なぜこの方法が効果的なのか?
- 痛みのある部位を直接刺激すると、逆に緊張が強まり症状が悪化する可能性がある。
- 遠い部位から柔軟性をつけることで、膝への負荷を軽減できる。
- 翌日に痛みの緩和を感じるケースが多いからです。
このような方法を試してみてください。
痛みが長く続く場合は専門医に相談することも大切です。
少しでも早く回復することを願っています!

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