先日、趣味の御朱印集めで1日1万歩ほど歩きました。
その途中から右足の親指付近に違和感を感じ始め、夜になる頃にはそれがだんだん痛みに変わりました。
翌朝には膝にまで痛みが広がり、足を地面につけるのが辛くなりました。
その際、痛みをかばうために足の使い方を変えた結果、膝の動きが外側に開くのを感じました。
これは親指にかかる負荷を避けようと、足を外側に開くような歩き方になっていたからだと思います。
この歩き方が膝の痛みを悪化させる原因になるのではないかと感じました。
最近、膝に関連する話題として注目されているのが「膝蓋下脂肪体」という症状です。
これは膝の軸が外旋方向に広がることで痛みを引き起こすと言われています。
本来なら膝の中心部でマッサージされるべき脂肪体が適切に動かず、摩擦や抵抗が強まり、痛みを引き起こす状態です。
初期の頃は違和感として現れることが多いですが、症状が進行すると痛みが強くなり、
専門家の間では「痛み増幅装置」と表現されるほどです。
今回、足の親指付近の痛みが膝の痛みにつながる可能性があると実感しました。
膝の痛みの原因が足元にある場合もあるので、ぜひ足の状態にも目を向けてください。
当院でもアキレス腱のストレッチを強く推奨しています。
こういう時こそストレッチをしっかり行い、痛みの軽減を目指してみてください。
足の親指痛が膝に与える影響とは?

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