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人工膝関節置換術・高位脛骨骨切り術術後でお悩みの方
お悩み内容
痛みが強く、腫れている。または傷口から液体のようなものが出ている。
手術したのに痛みが出現でるのは?
階段を降りるときに痛みがでるのは?
解決方法
- 感染症を引き起こしている可能性があります。
- 上半身に柔軟性低下があるもかもしれません。
- 手術した傷口が硬くなっている可能性があるかもしません。
- 階段降りる際に手術前からある癖が出ているの可能性があります。
感染症を引き起こしている可能性があります。
感染症を起こしている可能性が大きいため、
手術された病院に連絡し早めに受診してください。
医師の検査、判断が必要なケースです。
当院も含めて一般整体院や整骨院、鍼灸院などでは対応できないケースです。
また腫れた際の最初対応としては、RICE療法というものがあり、これはRest(休む)、Icing(冷やす)、
Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の英語の頭文字をとったもので、
急性外傷などの最初に行う対応方法です。整形外科に行く前の対処法としてとらえてください。
しかし救急対応のためそれだけで経過をみないでください。
上半身の柔軟性低下があるかもしれません。
痛みがあると人は反射的に痛みをかばうのは当然の反応です。
それが長年続けば尚更、変化が出ます。
それが変形性膝関節症です。
しかし肝心の膝を治しても、他部位にも必ず影響がでているはずです。
それについては、しっかり評価・治療を出来れば可能ですが、
大半はその他部位に出ている影響をリハビリしていないことがあります。
それが上半身と考えます。
そのため歩く、立つなどの筋力強化のみならず、ストレッチをし、
身体の歪みを修正したあとに筋力強化を行うことが大事になります。
5つの自主トレーニングを明記します。試してください。しかし痛みが強くなる場合は即中止してください。
手術した傷口周囲の皮膚が硬くなっている
まずは上記内容を行い、痛みの軽減を図り、足に体重をかけて立つ練習を行います。
立ち上がり練習は歩行と同様の効果があると言われています。
このようなコロナ禍で外出制限があるときは家でも行ってください。
階段を降りる際に膝が痛い方
まずは上記に行った内容を行い痛みが出現しないようにすることが大切です。
そのため痛みが残存しているかたは、階段を降りる際は、
痛みのある側から下ろして、痛みのない側の足を揃えて降りていきます。
痛みをかばう癖が強くなると悪い姿勢がみについてしまうのでこのように降りたほうがいいです。
それで人工膝関節置換術などの術後でお困りの方
人工膝関節置換術後による痛みの対応方法について説明させていただきました。
人は個別性が強いと感じることが多く、原因については千差万別です。
そのため上記内容を試してみて痛みのでない反応があれば続けてみてください。
しかしそれでも痛みが続くようならぜひ一度ご連絡をいただければと思います。