変形性膝関節症って言われたらすること
膝が痛くなったら最初に行くところは?
最近、動いていると膝の痛みを感じるようになり、
階段を降りるのがツラクなったりする方がいます。
痛みが一週間以上続くようなら、
まずは近所の総合病院の整形外科や整形外科クリニックを
受診してください。
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レントゲンや血液検査で原因がはっきりします。
しかしそれでも痛みが改善しない方は時間をしっかりとってくれる、丁寧に見てくれる、病院勤務であった
理学療法士のいる自費の整体院をご検討ください。
病院、クリニックでの経験を生かした対応が可能です。
変形性膝関節症ってなに?
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変形性膝関節症は40代以降に多く発症します。
特に大きい原因がなく膝の前面、内側にかけて痛みが
起きやすい方が多いです。
しかし学生時代、スキーやサッカーなどで膝の靭帯損傷
(前十字靭帯損傷)や半月板損傷などの受傷歴があると、
大人になって変形性膝関節症に発展する方もいます。現在変形性関節症の中でも膝関節は最も多く、
今後もさらに増えていくとも言われています。
変形性膝関節症の診断方法は?
基本的に医師以外の方がこの診断をつけることは
医師法違反で禁止されています。
一般の方も視診だけで明らかに、O脚があり、
身内であれば変形性膝関節症じゃないと
伝えることはできますが、
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赤の他人が診断をつけることは整骨院・接骨院にいる柔道整復師や鍼灸院にいる鍼灸あんまマッサージ師、
整体師などは出来ません。
診断方法としてはまずは医師による問診、視診を行い、レントゲンを撮影し、確定診断をつけます。
しかし場合によっては、血液検査や他医院でMRIやCT撮影を行うこともして他の診断との鑑別を行います。
しかし2005年東大の変形性膝関節症の疫学調査では、変形が見られたからと言って、
痛みと関係していたとは言えないことが調査でわかりました。
そのため診断がついたからと言って落ち込まず運動などの生活習慣を見直すことが大事になります。
変形性膝関節症の治療について
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変形性膝関節症と整形外科で診断されたら、
痛み止めの薬と湿布薬が処方されます。
またリハビリテーションでは、理学療法士、作業療法士により
20分程度のリハビリと物理療法(電気や温めをする治療)を行います。
実際地域の整形外科クリニックではリハビリスタッフがいないところもあり、
物理療法(電気治療やホットパックなどの温め)が主体のところもあります。
その他医師より痛みが改善するとともに運動(散歩や大腿四頭筋筋力強化)を促されたり、ダイエットを勧めらます。
変形性膝関節症を悪化させない方法は?
医師からも説明されるように、基本的には運動が
主な改善方法です。
マッサージなどでは基本的に一時的な緩和は
可能でしょうが改善には至りません。
しかし運動についてもなんでも
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やればいいかというと違います。
例えば痛みが強いときに、無理にジョギングなどすれば悪化する可能性があります。
また膝痛が悪化し、膝に水が溜まったり、膝周囲に熱感が出てきて炎症を悪化させると
膝関節の変形が進んでしまうこともあります。
そのためにも専門のスタッフに聞いた方が改善の近道になります。
変形性膝関節症のリハビリって?
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変形性膝関節症のリハビリについては、
ストレッチや筋力強化、物理療法(温熱・電気治療)が
行われます。
現在病院やクリニックで行われるリハビリは20分1単位で
最大40分(2単位)が限界です。
自費診療をしている整骨院や整体院については時間は60分から90分までのところもあります。
ここは私の私見ですが、しっかり見てもらえるところで治すことは最善の近道になります。
当院はその点、それらを網羅した膝関節痛専門整体院です。
人工膝関節置換術という手術を勧められたら?
変形性膝関節症で、痛みが悪化し生活が大変になると
医師より人工膝関節置換術という手術を勧められます。
人工膝関節置換術は膝関節を構成している大腿骨と
下腿骨(脛骨)両端に人工物を入れて痛みを
改善する方法です。
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また膝のお皿(膝蓋骨)についても膝の裏側に人工物をいれます。
痛みの緩和が目的ですが、正座などの膝を深く曲げることが人工物の構造上出来なくなります。
人工膝関節置換術の入院中は?
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最近は入院期間が最短で2週間のところもありますが、
大体3週間程度です。
その間に手術後の感染予防を行いながら、
理学療法士、作業療法士によるリハビリを行います。
内容としては膝関節屈曲角度の獲得と歩行自立、生活動作の指導などが行われます。
その後病院によりますが、外来リハビリできるところもありますが、近所の整形外科クリニックでのリハビリを紹介されて、
そこでリハビリする方もいます。
現在病院でのリハビリには制限があり、一定期間を過ぎるとリハビリは卒業になります。
変形性膝関節症を放置するとどうなりますか?
大抵の方は痛みが多少あっても仕事をしている方が
多く見受けられます。
しかし膝の中では炎症や水などが溜まり悪化してきます。
そうなると関節変形もさらに増していきます。
膝関節が曲げられなくなると中腰姿勢が
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つらくなり腰痛も起きてきます。負の連鎖が続き人工膝関節置換術に至ります。
しかし人工膝関節置換術を行っても術前の生活で培ってきた身体の歪みは治すことはできません。
そのため膝だけではなく全身治していくことが大事になります。
全身とは、歪んだ身体を修正し、バランスの良い身体を作ることです。
まずはストレッチで柔軟性を改善し、徐々に筋力強化を行うことをオススメします。
以下に私が考える運動メニューをご紹介します。
よければ実施してください。