膝痛がある方が正座できないのは当然です。
膝を曲げると痛みが生じるからです。
しかし、膝に痛みがないにもかかわらず、膝を曲げる習慣を持たないことは、
健康上あまり良くないと私は考えています。
正座をする必要があるかどうかについては、医学的に明確な見解が確立されているわけではありません。
しかし、私は膝関節専門の整体院を東京・国分寺市で開業し、5年目に突入しようとしています。
その中で、開業当初の2年間は「正座はしてもしなくても良いのではないか」と考えていました。
しかし、ここ2年は「むしろ正座ができた方が良いのではないか」と思うようになりました。
この理由は、膝周辺の硬さが影響しているからだと考えています。
当院に来られる方の多くは、膝が本当に曲がらない状態です。
それ自体は当然のことではありますが、私は膝の健康を評価する際のポイントとして
「かかととお尻が無理なくつくこと」を大切にしています。
長年椅子の生活に慣れ、正座をしない環境下で過ごしている方の特徴として、
膝周辺の筋肉や関節が非常に硬くなっていると感じます。
正座の重要性と注意点
もちろん、私は「2時間、3時間も正座をするべきだ」と言っているわけではありません。
1日1分、数秒でも良いので、膝の前側をストレッチすることが大切だと考えています。
その意味で、適度に正座を取り入れることは膝の健康に良い影響を与えるのではないかと思います。
ただし、正座をする際に注意しなければならない点もあります。
膝の裏側に痛みがある状態で無理に正座をすると、かえって悪化する可能性があります。
そのため、痛みがある場合は無理に伸ばしたり、長時間正座を続けたりすることは避けてください。
これらの点を考慮しながら、自分に合った方法で膝のケアをしていただければと思います。

コメント