当院には、膝の痛みによって好きなことができなくなってしまった方が多く来院されます。
私は理学療法士時代から、まずその方が「何をしたいのか」を目標として聞き、
その方がどのような人生を送りたいかを考えながら対応することを心がけてきました。
これは今も変わりません。
膝の痛みがある方にとって、「ただ痛みが取れればいいのか?」という問いは重要です。
私は、痛みをなくすだけではなく、その人が本当にやりたいことを実現できるようになってこそ、
介入の本当の意味があると考えています。
例えば、膝痛によって以下のようなスポーツができなくなった方が多く来院されます。
- 山登り
- スキー
- ゴルフ
- 柔道
- バスケットボール
このような場合、まず「どんな目標を持っているのか」を聞きます。
スポーツを行うことによって、膝には悪化のリスクがあるのも事実です。
例えば、歩くだけで体重の3倍の負荷が膝にかかると言われています。階段の昇降では7〜8倍。
このように考えると、スポーツはさらに負荷がかかるため、膝痛を悪化させる可能性があります。
このリスクを踏まえた上で、どのように対応し、どのようにケアしていくのかを知ることで、
膝を悪化させることなく好きなことを続けることができると私は考えています。
「健康のため」の無理な運動に注意
一方で、好きでもない運動を「健康のためにやらなければ」と無理に続けてしまう方も少なくありません。
特に、運動不足だからと無理に走ってしまう方は注意が必要です。
私は、その方が本当にそのスポーツを「好きなのかどうか」を確認します。
好きでもないのに無理に運動して膝を悪化させてしまうケースも多いのです。
だからこそ、やり方が重要だと考えています。
定期的なメンテナンスの重要性
また、スポーツを楽しみたい方は、膝痛が悪化する可能性があることを理解しながら、
定期的に自身の膝をケアすることが大切です。
特に年齢が上がるほど、定期的なメンテナンスの必要性が高まると考えています。

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