当院には、人工膝関節置換術後に不具合を感じて来院される方が多くいらっしゃいます。
今日は、その内容についてお話ししたいと思います。
人工膝関節置換術後に問題となりやすいのは、
- 関節可動域の制限
- 痛みの残存
- 違和感
この3つが特に多いと感じています。
中でも、関節可動域制限は非常に多い印象があります。
「痛みが取れたから、曲がりが悪くても仕方ない」と思われる方もいますが、
膝が曲がらないことは日常生活に大きな影響を与えます。
例えば、
- しゃがみ込みができない
- 足が邪魔に感じる
- 歩行リズムが乱れる
といった不具合が起こりやすくなります。
さらに、これに痛みが伴うと非常に辛い状態になります。
人工膝関節置換術は、本来痛みを取るための手術です。
しかし、痛みが残ったままだと「何のために手術をしたのか分からない」という状況になってしまいます。
また、違和感を訴える方も多くいます。
この違和感は人によってさまざまですが、
- 人工関節そのものの異物感
- 手術の傷による感覚の変化
- 心理的な影響
などが関係していると考えられます。
これらの問題を本当に理解している方は多くありません。
そのため、人工膝関節置換術を受ける前には、術後に起こり得る不具合について知っておくことが非常に大切です。
こうした点を踏まえて、手術を検討する際には慎重に考えてみることをおすすめします。

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