歩くのはどれくらいがいいですか?

本日、府中市から来院された60代前半の女性の方がいらっしゃいました。

大きな変形は見られないものの、痛みに対する恐怖心が強く、痛みとの距離感がうまく取れていない印象です。

もともと「10分歩くのが限界」とおっしゃっていましたが、良くなるためには少しずつ歩行量を増やしていく必要があります。
そのことをお伝えしていたにもかかわらず、いきなり1時間歩いてしまい、痛みが出てしまったとのことでした。

このように、いきなりハイレベルな負荷に持っていくのではなく、まずは段階的に歩行距離を伸ばすことが大切です。

例えば、最初は10分、次に20分、そして30分と、1日3セット程度を目安に徐々に増やしていく方法が適しています。

この段階が無理なくできるようになり、1時間歩行が可能になって自信がついてきたら、

次は「歩行練習」ではなく、ショッピングなど自然と長時間歩かざるを得ない環境をつくることが効果的だと考えています。

変形性膝関節症や膝痛の患者さんは多くいらっしゃいますが、無理をして痛みが出てしまうと、

かえって消極的になり、活動量がさらに落ちてしまいます。

だからこそ、まずはできる範囲から少しずつ始め、自分の趣味なども取り入れながら継続していくことが重要です。

段階を踏んで最終的に1万歩を目指すのは良い目標です。

一般的に女性の場合、1日の歩数は4,000〜6,000歩(男性7000から6000歩)が目安と言われています。

ただし、2,000歩未満では運動量があまりにも少なすぎるため注意が必要です。

皆さんも、これらを踏まえて日々の活動量を調整してみてください。


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