変形性膝関節症の方には「運動が大事ですよ」と説明されることが多いと思います。
では、本当に運動は大事なのでしょうか。
運動といっても、マラソン・ジョギング・サッカーなど、さまざまな種類があります。
実際、当院にも変形性膝関節症の方で、スポーツによって膝を痛めて来院されるケースが少なくありません。
私は個人的に、膝に痛みがある方に対しては
「歩く・軽いストレッチ・過度なスポーツを避ける」
この3つが基本だと考えています。
先日、国分寺市から府中市にお住まいの80代の女性が来院され、
「若い頃から運動しておけばよかったかしら」とお話しされました。
確かに、若い頃から適度な運動習慣を持つことで、骨に刺激が入り、骨密度が高くなる可能性はあります。
しかし一方で、負荷をかけすぎる運動は膝関節に大きなストレスを与え、
変形性膝関節症の発症リスクを高めることもあります。
つまり、すべての運動が良いわけではなく、“適度な運動”こそが膝にとって最も良いということです。
若い頃から激しいスポーツを続けてきた方と、穏やかに適度な運動をしてきた方を比べると、
膝の状態が良いのは後者であることが多いと感じています。
膝が痛くなった時、あるいは変形性膝関節症と診断された時、
「運動した方がいいのか、休んだ方がいいのか」と迷う方は多いと思います。
しかし、やり方を間違えると痛みは悪化してしまいます。
自己流の運動は特に注意が必要です。
不安なことがあれば、ぜひコメントやご相談をお寄せください。

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