昨日、所沢市から40代の男性が来院されました。
この方は2年前から定期的に当院をご利用いただいており、今回は約半年ぶりの来院でした。
年末年始にかけて仕事が非常に忙しかったとのこと。
元々は芸術・アート系のお仕事が中心でしたが、
現在は販売業をしながらアートにも携わるという二重の負担がかかっている状態でした。
さらに新しい店舗の出店準備も重なり、身体への負担が大きかったようです。
主訴は「腰と膝の痛み」でしたが、詳しく評価すると首や肩にも強い緊張と痛みがあることが分かりました。
このように、膝や腰が痛いと言って来院されても、実際には全身に問題を抱えている方は少なくありません。
当院は「膝関節専門整体」を掲げていますが、だからといって膝だけを見るわけではありません。
むしろ、膝の痛みの背景には背骨の硬さや歪みが関わっているケースが非常に多いと感じています。
整形外科で「首と膝は関係ありますか」と聞くと、多くの先生は「ほとんど関係ない」と答えるでしょう。
確かに、膝の痛みを直接引き起こすのは膝周囲の組織であることが多いです。
しかし、私は背骨と膝の関係は必ずあると考えています。
背骨には本来、衝撃を吸収する役割があります。
ところが背骨が硬くなったり、動きが悪くなったりすると、
その衝撃が膝や股関節に直接伝わり、痛みを引き起こす原因になります。
局所だけに目を向けていると、痛みの根本改善にはなかなかたどり着けません。
膝が痛いときこそ、腰や首の状態も含めて全身を考えることが大切です。

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