変形性膝関節症で医療機関を受診すると、ほぼ必ず言われる言葉があります。
「体重を落としましょう」 です。
確かに、体重が1kg増えると膝関節への負担は数倍に増えると言われており、この指摘自体は間違っていません。
しかし――分かっていても痩せられないのが現実です。
まして、膝が痛い状態で運動をするのはとてもつらいものです。
そのため、多くの方はまず「食事療法」から始めようとします。
最近では、糖質を適度に減らす食事法が推奨されることも増え、私も理にかなっていると感じています。
ただし、仕事・家事・趣味など、日常生活の中で食事だけに集中するのは簡単ではありません。
その結果、「以前、食事を極端に減らしたら痩せたから」
という理由で、再び極端な食事制限をしてしまう方が少なくありません。
しかし、この方法はリバウンドの大きな原因になり、かえって膝の状態を悪化させることがあります。
目次
私が考える“正しい順番”
体重を落とすことは確かに大切です。
ですが、膝が痛い状態で無理に運動したり、極端な食事制限をしたりするのは危険です。
まず取り組むべきは、痛みを軽減させること です。
そのためには、ストレッチが非常に有効 です。
間違っても、痛みが強い段階から筋力強化を始めるのはおすすめできません。
負荷が強すぎると、膝をさらに悪化させてしまうことがあるからです。
痛みが落ち着いてきたら、適度な食事療法(特に糖質を減らす方法)
を取り入れると、無理なく体重を落としやすくなります。
最後に
膝痛のダイエットで最も危険なのは、「痛みがあるのに無理をすること」です。
まずは痛みをコントロールし、動ける状態をつくる。その上で、食事や軽い運動を組み合わせていく。
この順番が、膝を守りながら健康的に痩せるための最短ルートだと私は考えています。

コメント