膝痛(変形性膝関節症)にサポーターは必要か?

最近、当院に来院された小平市在住の方から「サポーターはした方がいいですか?」と尋ねられました。

この質問は多くの患者さんから頻繁に聞かれます。

以前、整形外科に勤務していた際に、整形外科医の先生から教えていただいたことがあります。

特に圧迫骨折の固定については、テーピングや支柱付きでないものでは固定力がほとんどなく、

一番固定力があるのはギプス固定だと学びました。

膝の場合も同様であると私は考えています。

前十字靭帯損傷などの術後には、支柱付きの金属製の装具は多少の固定力があると言えます。

これは、靭帯の動きを制限するために作られているからです。

しかし、市販されている膝のサポーターを見ると、「テーピング理論に基づく」などの宣伝文句がついているものや、

支柱付きでない薄いものが多くあります。

これらは、圧迫による刺激が有効なだけであり、固定力という点ではほとんど影響がないと考えています。

私は、患者さんに「保温の意味では効果的です」と説明することが多いです。

特に変形性膝関節症の方の場合、痛みの要因は軟骨組織の損傷や筋肉の痛みによるものが多く、

固定することで症状が改善するわけではなく、むしろ安定感による安心感を得られる程度ではないかと感じています。

そのため、まずサポーターの役割をしっかり理解した上で、使用することをおすすめします。


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