膝痛に対して運動が効果的であるとよく言われます。
しかし、運動とは具体的に何を指すのでしょうか?
特に変形性膝関節症の場合、「歩きましょう」などの軽い運動をすすめられることが多いです。
ただし、膝痛の方がサッカー、野球、ラグビーといった激しいスポーツをすることは、逆効果になる可能性があります。
スポーツレベルが上がるほど怪我のリスクも高まり、膝痛が悪化する場合もあるのです。
では、どのような運動が膝痛の改善に適しているのでしょうか?
運動の注意点
運動やストレッチ、筋力トレーニングは膝痛に効果的ですが、その方法を間違えると症状が悪化することがあります。
実際に、先日当院に来られた海外の患者様は、5年前にスポーツジムでレッグカール(太ももの裏側を鍛える運動)を
行った結果、膝を痛めてしまった例がありました。
人体は、よく使われる部分と使われない部分が分かれており、
このバランスの不均衡が関節痛を引き起こす原因になると考えられます。
膝痛、腰痛、股関節痛、さらには足の痛みも、このバランスの乱れに関連していることが多いです。
運動のポイント
膝痛の改善には以下のような要素が重要です:
- 柔軟性の向上
- 背骨や足を使った柔軟性を高めることで、体のバランスを整える。
- 筋力バランスの改善
- 膝の後ろ側の筋肉ではなく、大腿四頭筋(膝の前側の筋肉)を適切に強化することが重要です。
- 全身のバランスを整える
- 足首や背骨の状態が膝に大きく影響するため、これらの部位にもアプローチを行う。
運動や筋トレは膝痛に効果的ですが、ただ何をすれば良いかではなく、その本質を捉えた適切な方法を選ぶことが必要です。
運動がすべて良いわけではない点を理解し、慎重に取り組むことをおすすめします。
もし膝痛に関してご質問や疑問点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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