先日、西東京から60代の女性が来院されました。
この方は2年前にも当院に通われていた方で、今回は膝・腰・肩の痛みで再来されています。
久しぶりの施術を終えた帰り際に、ひとつ質問を受けました。
ご実家のお母様が階段で転倒し、圧迫骨折をされたというお話でした。
本来であれば手術を勧められたものの、糖尿病による血糖値の高さが理由で手術が中止になったそうです。
糖尿病は“自覚症状が少ないまま進む”ことが怖い
糖尿病は、初期には自覚症状がほとんどありません。
しかし進行すると、
- 神経障害
- 腎機能障害
- 網膜障害
といった「三大合併症」が知られています。
特に注意したいのが“感染症のリスク”
糖尿病があると、体の免疫機能が低下しやすくなり、感染症のリスクが高まることがあります。
そのため、手術後の感染症リスクが一般的に高くなると言われています。
今回のケースでも、「手術によって感染症が起こり、さらに悪化する可能性がある」
という理由から、整形外科の医師が手術を見送ったとのことでした。
整形外科の先生方は基本的に手術に前向きな方が多い中で、あえて手術を避ける判断をしたということは、
それだけ慎重になる必要がある状態だったということだと思います。
人工膝関節の患者さんでも同じことが言える
当院にも人工膝関節の方が多く来られますが、糖尿病があるだけで感染症のリスクは高まります。
これは一般的に知られていることで、医療現場でも常に注意されている点です。
まとめ
糖尿病は自覚症状が少ないまま進行し、気づいたときには感染症を含むさまざまなリスクが高まっていることがあります。
今回のケースのように、血糖値の状態によっては手術ができないこともあります。
医師の判断を尊重しつつ、日頃から血糖管理を意識することが大切だと感じました。
皆さんもぜひ、ご自身やご家族の健康について考えるきっかけにしてみてください。

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