変形性膝関節症の重症度は、実は人によって大きく異なります。
医療者側が「重症」と判断するケースでも、本人は軽症だと思っていたり、
その逆で「軽いはず」と来院された方が実際には重症だった、ということも珍しくありません。
これは、痛みの感じ方や価値観がそれぞれ違うため当然のことです。
患者さんの“受け止め方”による違い
- 重症だと思い込んで来院される方
悲観的になりやすく、不安が強くなる傾向があります。このタイプの方は、痛みへの恐怖が先行し、治療が進みにくいことがあります。 - 軽症だと思い込んでいる実際の重症例
逆に楽観的すぎて、必要な管理や生活調整を軽視してしまうことがあります。このタイプは、症状が進行しやすく、治療の難易度が上がることがあります。
どちらのタイプにも特徴があり、介入内容を柔軟に変えながら対応する必要があると日々感じています。
情報提供の重要性
時には、現状を正確に伝え、必要な対応をしっかり行っていただくことが不可欠です。
適切な管理ができないまま放置されると、症状が悪化し、治療が難しくなるケースもあります。
自己判断の危険性
ご自身の感覚だけで「軽症」「重症」を判断することは非常に危険です。
痛みの強さと関節の状態は必ずしも一致しないため、専門家による評価が欠かせません。

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