整形外科医があまり教えない、膝の痛みの正体とは?

当院も開業して5年が経ち、多くの膝痛の患者さんを診てきました。

成長痛などの特殊なケースを除けば、膝の痛みのほとんどに共通しているのが「膝蓋下脂肪体の痛み」です。

ほぼ100%と言ってもいいほど、多くの膝痛に関わっています。

近年はテレビや雑誌でも取り上げられるようになりましたが、

国分寺・東村山・小平・国立・府中・西東京など近隣地域では、

この脂肪体の痛みについて説明を受けたことがない方がほとんどです。

小金井市や重複化町から来られた数名の方が、この診断名を受けていた程度です。


目次

🔹膝蓋下脂肪体の痛みは昔からある疾患

膝蓋下脂肪体の痛みは、もともと「ホッファー病」と呼ばれ、古くから知られている疾患です。

しかし現在は、膝の痛み=変形性膝関節症とされてしまい、

脂肪体の痛みが見落とされているのが現状です。

🔹理学療法士は実はよく知っている

理学療法士の間では、膝痛のアプローチとして膝蓋下脂肪体を狙った施術を行うことが一般的です。

実際、患者さんに「どんなリハビリを受けましたか」と伺うと、

  • 「膝のお皿の下をマッサージされました」

という答えが非常に多いです。

これはまさに、脂肪体を狙ったアプローチです。

それにもかかわらず、

脂肪体の痛みという概念自体が一般にはほとんど知られていないというギャップがあります。


🔹マッサージだけでは限界がある

YouTubeやネットでも脂肪体の痛みは多く紹介されていますが、

「固くなった脂肪体をマッサージすれば良くなる」という考え方には限界があります。

膝痛の方は、

  • 関節の動きが悪い
  • 体の柔軟性が低下している

といった問題を抱えていることが多く、これが脂肪体にストレスをかけ、痛みを引き起こします。

つまり、変形の重さだけでなく、柔軟性の低下でも膝の可動域は改善するということです。


まずは「脂肪体の存在」を知ることが大切

膝蓋下脂肪体の痛みを理解し、その対処法を知ることが、膝痛改善の大きな一歩になります。

ぜひ、この考え方を踏まえて、ご自身の膝の痛みの原因や対処法を見直してみてください。

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