当院には、変形性膝関節症や膝痛でお悩みの方が多く来院されます。
その中で、ほぼ100%といってもいいほど関わっているのが 「膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)」の痛み です。
成長痛を除けば、この脂肪体の問題が膝痛に必ずと言っていいほど影響していると、日々の臨床で強く感じています。
しかし、この診断名をつける整形外科医は近隣では非常に少ないのが現状です。
国分寺で開業して丸5年になりますが、調布・小金井を含めても、この診断をつけていた医師はそれぞれ2名ほどしかいませんでした。
最近ではテレビなどで膝痛が取り上げられる機会が増え、膝蓋下脂肪体の痛みについて説明を受ける方も増えてきました。
それでも、なぜか整形外科医が積極的に教えてくれない現状があります。
膝蓋下脂肪体の痛みはなぜ起こるのか?
私は、この痛みは 膝の噛み合わせ(アライメント)が崩れること で起こると考えています。
そして、その噛み合わせを崩す大きな要因が、
- 背中の硬さ
- 腰の硬さ
- 太ももの硬さ
- 足首の硬さ
といった 全身の柔軟性の低下 です。
つまり、膝だけの問題ではなく、身体全体の連動性が失われることで膝に負担が集中し、
脂肪体が挟み込まれて炎症や痛みを起こすのです。
💉ヒアルロン酸注射や再生医療では改善しない理由
膝蓋下脂肪体の痛みに対して、ヒアルロン酸注射や再生医療は正直なところ効果を感じにくいと考えています。
なぜなら、軟骨のすり減りを改善しても、膝にかかる負担の原因を取り除かなければ痛みは改善しないからです。
根本的な問題は「膝に負担をかけている身体の使い方」にあります。
🏥リハビリや整体・接骨院でも限界がある理由
近隣の整形外科のリハビリや整体院、接骨院などでも、室外側脂肪体の痛みに対するアプローチは限られています。
本当に必要なのは、身体全体の柔軟性を改善し、膝に負担がかからない状態をつくることです。
しかし、そもそも「何が問題なのか」を説明されていないケースが非常に多いのが現状です。
🔎まずは“膝蓋下脂肪体”を知ることから
ぜひ一度「膝蓋下脂肪体」と調べてみてください。
驚くほど多くの情報が出てくるはずです。
膝痛の原因は、決して“変形”だけではありません。
あなたの膝痛の本当の原因を知ることが、改善への第一歩になります。

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