EMS治療器の効果的な使い方

先日、国立市から来られている50代男性の方より膝のご相談を受けました。

「EMS治療器を持っていて、膝を動かしながら使うと良いと聞いたが、実際どう使えばいいのか」という内容でした。

正直なところ、EMS治療器を“膝痛改善のために効果的に使う”というのは、現状ではなかなか難しい部分があります。

しかし、もし私自身がEMSを使うとしたらどうするか、という視点でお話しさせていただきました。

今回は、膝の痛みの原因として非常に多い 膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい) の痛みを想定して説明します。


目次

膝蓋下脂肪体の痛みとEMSの考え方

膝蓋下脂肪体の痛みは、

  • 膝蓋骨(お皿)の動きの悪さ
  • 脂肪体そのものの硬さ

が原因となることが多いです。

そのため、膝蓋骨が軽く動くような 膝の屈伸運動 が有効と考えられます。

しかし、膝が痛い時に深い屈伸を行うのは難しいため、以下のような軽い運動とEMSを組み合わせる方法を提案しました。


EMS治療器を使う場合の一例

  1. 仰向けに寝て、膝の下に枕を入れて軽く膝を伸ばす姿勢を作る
    → 膝に負担がかかりにくく、痛みが出にくい姿勢です。
  2. EMSパッドを膝蓋骨の上・周囲に4枚貼る
    → 膝蓋骨が軽く動くように刺激を入れるイメージです。
  3. 膝の曲げ伸ばしを5〜10°程度の小さな範囲で行う
    → EMSで筋収縮が入るタイミングに合わせて、軽く膝を伸ばすように動かします。

この程度の小さな屈伸でも、

  • 膝蓋骨がわずかに動く
  • 脂肪体も軽く滑走する

といった効果が期待できます。


注意点

  • 痛みが強くて動かせない場合は無理に行わないこと
    → 脂肪体の炎症が強い時は逆効果になる可能性があります。
  • あくまで補助的な方法であり、EMSだけで改善するものではない
    → 膝蓋骨の動き、柔軟性、歩き方など総合的な改善が必要です。

まとめ

EMS治療器は膝痛に対して「絶対的な効果がある」とは言えませんが、

軽い屈伸運動と組み合わせることで、膝蓋骨や脂肪体の動きを促す補助として使える可能性があります。

痛みが強くない範囲で、上記のような方法を試してみるのは良い選択肢の一つです。

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