先日、小平市からは左股関節の手術をされた方も来られました。
この方は10年前に人工股関節置換術を受け、その後は痛みもなく活動できていたそうです。
しかし最近になって、身体の変化に気づき始めたとのことでした。
- おへその位置が右にずれてきた
- ズボンが以前より深く入り、ウエストラインが変わってきた
- 膝や腰の痛みが再発してきた
こうした変化が重なり、「そろそろ本気で身体を整えないといけない」と感じ、当院を受診されたそうです。
当院のチラシに「全身をみる」という内容が書かれていたことが決め手になったとのことでした。
🦵 手術をすれば終わり、ではない理由
人工股関節置換術、人工膝関節置換術、脊椎の手術など、
どの手術も「痛みを取るための手段」であって、その後の身体の使い方まで改善してくれるわけではありません。
長年、股関節や膝に問題を抱えていた方ほど、
- 腰
- 反対側の股関節
- 膝
- 足首
など、他の関節に負担が移りやすいのは当然のことです。
手術後に痛みが一時的に取れたとしても、日々の自己管理や運動習慣がなければ、必ずどこかに歪みや痛みが出てきます。
🏥 医療保険制度の限界
現在の医療保険制度では、手術後の定期受診はありますが、診るのは「人工関節そのものが問題ないかどうか」が中心です。
しかし実際には、
- 姿勢の変化
- 体幹のバランス
- 歩き方の癖
- 筋力低下
- 代償動作
など、全身的な問題が積み重なって痛みが再発しているケースが非常に多いのです。
今回の方も、人工関節自体には問題がありませんでしたが、身体全体を評価すると、腰・股関節・膝に多くの問題が見つかりました。
🔚 まとめ
手術をしたからといって、それで終わりではありません。
むしろ、手術後からが本当のスタートです。
- 身体の使い方
- 筋力
- 姿勢
- 歩行
- 日常生活のクセ
これらを整えていくことで、ようやく「痛みのない生活」が長く続きます。

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