ひざが痛い時に行える効果的な運動

ひざが痛いとなんとかしたいと思う方は多いと思います。

若い時のイメージで1週間ぐらいしたら痛みがなくなると

思っていたら気づけば半年経ち、

一年が過ぎなど当院に来られる方がこのようなことを訴えます。

私も自分の39歳の時に職場の運動会で短距離走に出たら

つい昔の気分で真剣に走ったら足がついていかず

転倒し、鎖骨の靭帯断裂を起こしてしまいました。

40代以降になると突然原因もなくひざ痛を起こす方が多く

そこから抜け出すことが出来ず困っている方が多いです。

また若い時のイメージでジョギングを行い、

さらに悪化してしまう方も見かけます。

ではひざが痛くなっているときにどのような運動がいいか紹介します。

あまり多いと続かないことが多いので2つ紹介します。

ただこれはひざの内側に痛みがある方用のものです。

では一つ目です。立って膝の間にボールを入れてつぶす運動です。

これは股関節の内側の筋力(股関節内転筋群)を強化するとともに

ひざを伸ばすことによって大腿四頭筋の内側広筋を強化する運動になります。

またこのときおへそを前にだして、

お尻の穴を閉めるようにすると体幹下部やお尻の筋肉も同時に鍛えることができます。

力を入れる際は息を吐きながら行うと過度の血圧上昇を防ぐことが出来ます。

朝晩1回5秒を15回実施するといいと思います。

2つ目はボールをひざ間にいれて立ち座りを行うことです。

これはスクワットでもいいです。

この時は座面の高さを雑誌など重ねてを高くすると

ひざの負担が減り回数が実施できます。

またスクワットでもひざの痛みがでる手前での

軽いスクワットでも結構です。

意識するのはひざを曲げて身体を伸ばす際

ふとももとお尻の筋肉を意識してください。

これも朝晩痛みの状態を見ながら15回を1セットにして2回が実施してみてください。

立ち座りやスクワット動作は

歩行障害がある方に実施したところ

6割歩行障害の改善につながったというデータも出ています。

この二つが痛みの増悪なく出来る運動なので試してみてください。

ただひざが腫れて熱感があり、また水が溜まっているときは

実施せず必ず医療機関の診察も必要です。

注意してください。

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