以前ひざの痛い方が床に寝ることについて書きましたが
今回はさらになんで必要なのかについて話しします。
それは床に座ることもバランス練習になっているからです。
これは床から起きることも同じです。
赤ちゃんの発達過程の中で
最初に首が安定し、
寝返るをうつ、
お座りをする
ハイハイをする
つかまり立つになる
歩く
これはあかちゃんの「発達のマイルストーン」と呼ばれているものです。
これらはすべて立ち直り反応と呼ばれる反応が発達したから
出来ることなんです。
そのため60代以降にこれらが出来なくなると
床に寝られなくなったり、
立ち座りが出来なくなって
介護用品が必要になります。
ひざの痛みがある方はバランス練習も必要になります。
それが片足バランスだけではなく
床への座り動作も同じです。
ひざの痛みでツライのはわかりますが
バランス練習の一環と思い
床への座る動作や
床から起きる動作も行ってください。
ベッド環境も大事ですが
人間は徐々に必要のない機能は
退化すると言われています。
ぜひ一日2回程度は床に座る練習を行ってください。
コメント