ひざの痛みがあって正座が出来ないときはこれ!

ひざ痛の方で当院に来られる方がいます。

正座が出来るようになるためには

まずは痛みをとることが肝心になります。

しかし痛みについては人によって

伏在神経の痛みや鵞足炎による痛みなど

人によって様々です。

そのため一からすべてを説明していくと

混乱されてしまうため

まずは運動で痛みをとることを行い

痛みがとれてきてどのようにして運動を行うかが大切になります。

それについてはご理解してください。

現在当院に来られている方でひざの関節拘縮

(ひざが硬くなって動かなくなる)がある方が一名います。

この方は90代後半の女性で曲がらなくなり10年以上経過しています。

なかには本当に難しい方もいるのでご理解して下さい。

そのため3年ぐらい前から曲がらない方は

曲げられようになる可能性があります。

正座ができるためには足の踵をお尻が付くことが条件になります。

つまり可動域があるということです。

曲げられないのに無理に正座は悪化を引き起こします。

気をつけてください。

3つ目は曲げていくときにどこに抵抗感があるかです。

例えばひざを曲げていくときに、膝の前側に抵抗感がある方はいいのですが

後方で痛みやつまり感を感じるときは注意してください。

無理にストレッチは悪化につながります。

では対応方法についてご説明します。

準備するのはタオルとテニスボールを準備してください。

一つ目はひざを伸ばして座り、

足の裏にタオルをひっかけて身体を少し前に倒します。

そうすると足の後面全体が伸びるのを感じると思います。

ゆっくり伸ばしながらストレッチしてください。

少し伸びてきたらひざの裏にボールを入れて

同じように伸ばしてください。

ひざの裏にある筋肉や組織がマッサージされます。

次は寝た状態で片側のひざを曲げて

そこにテニスボールをはさんでください。

特にひざを曲げてひざ裏が痛い方はこれを実施してください。

これはひざの遊びをつくるためのものです。

マッサージではないので強く行わず

少しそこで20秒ほどストレッチをしてください。

それが終わったらひざを曲げてストレッチしてください。

ひざ前面が伸びていればOKです。

またこのときひざお皿の上にツッパリ感があれば

ひざを伸ばした状態でひざのお皿の上を

マッサージしてください。

これはひざの曲げの原因になる膝蓋上嚢と言う組織が癒着するからです。

これらを実施していくとひざの可動域が増して

正座出来ると思います。

またいきなり正座するのが怖い方もいます。

そのときは座布団をひざの下に入れて徐々に伸ばしたり

また市販で販売されている正座が楽になる道具を購入するのもお勧めです。

動画でも説明しています。

わからない点があれば気軽にご連絡ください。

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