イヤな身体の硬さをもつひざ痛

当院に来られる方で介入していると

ひざ痛を軽減させることが出来ても、

再発するのではと思ってしまうイヤな身体の硬さを持っている人がいます。

以前からも書いていますが

それが脊柱管狭窄症を持っているのではと疑う方です。

過去この診断を受けている方の私が介入したときの特徴としては

1仰向けに寝て両手を組んで片側に倒した際

倒した側の反対の骨盤を固定すると身体が伸びない。

2横向きになり背骨を後ろから押して関節の動きを促すと

全く柔軟性を感じない。

3腰の部位が反っておらず(腰椎前弯)それ以上動きが出ない。

これらがすべて共通するとかなり高度の脊柱管狭窄症が強く、

歩行器歩行や杖レベルになっている方でした。

これはあくまでも私の見解です。

脊柱管狭窄症は国内では約350万人以上おり、

60代では20人に一人、

70代では10人に一人と言われ、

50代以上で腰痛や足の症状(しびれや痛み)の

最大の原因になっていると言われています。

ひざ痛と背骨は関係があると以前よりお伝えしていますが

このイヤな身体の特徴を持つ人が、

少しでもひざ痛を軽減するためには

身体の反りや回旋を意識した運動を

積極的に実施することが大事と思っています。

またデスクワークや長時間の運転などされる方は

30分以上同一姿勢にならないように注意することも大事です。

私が感じたこの症状をもつ方の特徴の3で伝えた状態は

悪化するとひざはO脚になっていきます。

さらにO脚が高度になれば変形へと進みます。

背骨を大事にいたわる為にも安静ではなく、

体幹の柔軟性を意識した運動を実施してみてください。

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