変形性膝関節症このような方は注意して!

ひざ痛が起きて病院に行き、

医師より変形性膝関節症ですねと診断を受けます。

そんなときにこのような症状の方は特に

注意してというテーマでお送りします。

先日当院に来た方で

立ち仕事をしていたら

ひざを痛めてしまい、

そこからひざ痛が悪化し、

さらに道路で足が動かなくなり

転倒したという経緯がありました。

整形外科クリニックへ行っても湿布と痛み止めの処方のみで経過し、

整骨院にも行きましたが背骨のゆがみを治すと言って

特に大きい変化なく経過しています。

ただこの方の特徴としては

痛みに対して過敏になっており、

施術中もなかなかリラックスすることが出来ず

痛みも減少していいても身体をこわばらせていました。

現場経験のなかでこのような方は施術をしても

家に帰る途中で痛みを再発しやすい傾向があります。

そのためこのような方を担当するときには

早期に痛みをとって痛みの感覚を無くさないと難しいことを経験してきました。

いくら初期であっても恐怖心は身体に染み付きます。

変形性膝関節症は進行性疾患と言われています。

レントゲンをとると隙間、関節の棘(とげ)が指摘されます。

しかし棘はあっても痛みはとれます。

ただ関節の隙間が狭くなってくると、軟骨、半月板に負担がかかり

変性は進みやすくなります。

ではこのような方に対してはどのようにするかは

まずは痛みをとることが大事です。

来所時から身体がこわばっていて

さらにひざの後面に痛みがありました。

その方は数年前に反対のアキレス腱を断裂して保存治療をしていました。

これを契機にして反対への負担を強くしたことがひざの痛みが引き起こしています。

そのため最初にお伝えしたのが

寝た状態で身体を左右に捻る運動です。

しっかり伸びる感じを意識しながら実施すると効果的です。

10秒程度実施し左右5回ずつ実施してください。

次はひざを曲げて反対側へ倒して腰部からおしりをストレッチする体操です。

10秒程度実施し左右5回ずつ実施してください。

最後は雑誌の上につま先をのせて

身体を前方に倒すとアキレス腱が伸びます。

またおまけですが、

息をゆっくり吐くように実施してください。

この呼吸運動で身体がリラックスできます。

 動画をみながら行うと効果的です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次