昨日当院に来られている方の家族よりひざの痛みが
本日は強いという報告がありました。
2日前に来院し、帰りはいつもと違うわ!
と言って帰った方でした。
それが急に月曜日、ひざの調子が悪いと連絡がありました。
このようなときに考えるのは急激な炎症症状なのか、
それとも他に原因があるのか私は考えます。
私は理学療法士であり、医師ではないので
診断についてはつけることは出来ません。
しかし訪問リハビリを経験していたころ、
ある程度のことはその場で判断を要求されることが多く、
医師への受診が必要かないかはおおよそ検討がつきます。
いままで経験上、炎症が起こっているときの生体反応としては、
腫脹(腫れ)、熱感、内出血などがあり、
また打撲などの明確な受傷などがあった場合
病院への受診を促してきました。
訪問リハビリでの経験で
このようなケースで類似したことは、
足の攣り(つり=こむら返り)でした。
60代以降になると多くの方は気づかず
脱水になっていることが多く、
足の攣っているのをひざの痛みと
勘違いされている方が多くいました。
先日来た際、足の攣りをその息子さまから指摘されており、
おそらく熱感や腫脹がなければ
足の攣りが原因ではないかと考えました。
このような足の攣りに対しては、
ストレッチや水分補給が一般的です。
しかし攣りが起こるのは、ふくらはぎが多いですが
経験上それだけでないので
攣っている部位が下腿の前面であったりすると
ストレッチ法が異なります。
まとめるとまずは突然起こったひざ痛について
熱感や腫脹、内出血があるかをみて
その症状が一致すれば冷やした後、
整形外科へ行き、診断をあおぐことをお勧めします。
次になければ足の攣りではないかとみて
水分補給とストレッチを実施してください。
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