いままで16年間病院、施設、在宅など
あらゆる環境で働いてきて
不思議に思うことが多くあります。
それは診断名と症状が一致しないことです。
30代ぐらいの方であると病気が一つ程度で
そのようなことは起こりませんが
60代ぐらいになると病名が複数あったりすると
本当にこの症状が診断名から来ているのか
悩むことがあります。
その一つに脊柱管狭窄症があげられます。
この診断名がついている人は痛みやしびれ、
歩行障害、足の麻痺、おしっこ、うんちがでないなどが
あげられます。
しかしこれに糖尿病を併発しているとしびれがでることがあり
悩まされます。
糖尿病によるしびれは手や足にでるのが特徴です。
確かに画像所見では脊柱管狭窄症かもしれませんが
問題が違うことがあります。
私は理学療法士になり、脊柱管狭窄症で手術しなければいけない人が
リハビリを行って手術回避をされた方をみてきました。
近年では脊柱管狭窄症においては画像所見と痛みの関係はないとも
言われています。
またこれらの症状を持っている方は
この症状を思い込まされている方もいます。
そのため診断名に迷わされず
運動をしていくことがひとつの回避方法につながる可能性があります。
(しかし脊柱管狭窄症で足に麻痺やおしっこ、うんちがでないなどの症状があるときは
手術の選択肢は大事になると私は考えています。)
運動方法などについては人によって違いはありますが
私が挙げているひざ痛運動体操などは
お勧めですので見て行ってください。
またご不明な点があればご質問ください。
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