先日も話しましたが
現在術後1か月しか経過していない
人工膝関節置換術を施行された方が来ています。
人工膝関節置換術後の方は
抜糸までの間に100°までは最低でも曲げていかないと
いけないと思っています。
それは生活に影響がでるからです。
この方の場合当院に来て、
術後20日前後でしたが
痛みがあり、熱感、腫脹が残存しており
明らかに炎症がみられました。
そのためまずはアイシングをして患部を冷やしました。
その間に非対象に歩いて
他部位に影響がでているところをストレッチしました。
患部の痛みが減少したら
足首から動かしてもらい
痛みを感じさせない中で
運動を促しました。血流を改善させ
患部周囲にある二次的に硬くなってしまった
組織をマッサージしました。
また無理に可動域拡大をせず、
ご本人さまが恐怖を覚えないよう
椅子に腰かけ無理なく
膝曲げを行ってもらいました。
この時点で可動域は80°程度でした。
これは一回ではこの程度が準備状態と思っています。
まとめると
人工膝関節置換術術後の1か月程度の方には
冷やしながら
全身の柔軟性を行い
さらに足首を伸ばした状態で動かし
最後に患部周辺のマッサージを行って
椅子に座ることで無理なく可動域拡大を実施しました。
これはシリーズで書いていきます。
よければ続きを読んでください。
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